いくつになってもモテたい! 男性ならいくつになってもそう思いますよね。男性の魅力もルックス、声、清潔感と多々あるのですが、やはり欠かせないのは『男らしさ』や『男の色気』ではないでしょうか。
一つ言えること『ポイントはホルモンにある!』です。 男性の魅力を高めてくれるホルモンは普段の食生活から摂取することができるので詳しくお届けしますね。
目次
男らしさって何?
男らしさってなに?と聞かれたら『弱音をはかない』、『強くあれ』、『競争に勝つ』というようなひと昔前の考え方を想像してしまいませんか?
現代ではジェンダー論が進み、『女性目線で考えることができる』、『話が合う』、『共感する部分が多い』中性的な男性がモテる傾向にあります。
男らしさが抽象的になってしまい想像するのも難しくなってきましたよね。あえて男らしさを消す男性もいるそうなんです。
ならば、「男らしさっていらないんじゃない?」と思われるのですが、中性的な男性が多くなった今でも、重い荷物をさりげなく持ってくれる、高い場所の物をさっと取ってくれるなどの行動に女性はキュンキュンしますよね。
細マッチョな外見だったり、男気溢れる言動だったり、スーツを着た男性の背中だったりと男らしさのポイントは人それぞれ違いがあります。
今でも男らしい男性は変わらずモテています。そこで! 男らしさを手に入れるため、男性が女性を惹きつけるためにも最も重要なモテホルモンあるんです。
注目の男性ホルモン『テストステロン』
男性ホルモンの中でも注目したいのが『テストステロン』です。
テストステロンは、と若々しく男らしくいたい人には欠かせないホルモン。あまりに重要すぎて『モテホルモン』と呼ばれるほどです。約95%が睾丸(精巣)の中で、残る5%が副腎で合成・分泌されていると言われています。(※1)
しっかりした骨格や、身体を守ってくれる筋肉、体毛など男らしい身体を作ってくれ、男性としての生殖機能の維持にも大きく影響しています。そして、精神面の健康にも関与するなど、そのはたらきは多岐にわたります。
気になるテストステロンの作用
男性注目のテストステロンにはどんな作用があるのかみていきましょう。
(1)骨格や筋肉の成長促進
適切な食事と運動が前提ですが、丈夫な骨を維持し、筋肉量のアップ、強度を高める作用があります。血管を広げ血流をスムーズにする働きもあるといわれており、動脈硬化といった血管系の病気を予防してくれます。
(2)フェロモンの発生
異性を惹きつける男性フェロモンもテストステロンの作用です。テストステロンが減少してしまうと、意欲や集中力の低下、性欲の低下、眠りが浅くなるなどの症状が現れます。
自分でテストステロンが正常に分泌されているか気になる場合は、朝勃ちの有無で確認してするのもポイントの一つです。
朝勃ちは性欲に関係なく起きます。年齢にもよりますが、30代後半、40代で朝勃ちがしばらくない場合は、過度なストレス、動脈硬化のリスクもあるので一度お医者さんに相談した方がいいかもしれません。
(3)高次精神機能
テストステロンは肉体面だけでなく、『物事のとらえ方』や『思考パターン』、『決断力』などに影響するといわれています。
テストステロンの分泌は、ポジティブな捉え方、考え方ができ、たくましく、フェロモンが溢れるセクシーな男性に導いてくれるんですよ。
男性ホルモンが多いと女性にモテる!?
モテます! とは言い切れないのですが、女性を魅了するフェロモンの主要成分がテストステロンであることは間違いありません。
フェロモンと聞くと何だか『香』をイメージしてしまいがちなのですが、『香』、『匂い』ではなく、外分泌生理活性物質のこと。この外分泌生理活性物質が体外に分泌され、自分以外の生物にさまざまな生理活性化をもたらす微量物質の総称とされています。
中性的な男性は色気のある人が多いと思いませんか?これもテストステロンが活性化していると言っても過言ではないのではないのです。
男性ホルモン増強食材とは!
(1)テストステロン値を上げる食材
たんぱく質を多く含んだ食材:卵、牛肉、豚肉、鶏肉、魚、牛乳、大豆プロテインなどはテストステロン値を上げてくれます。
テストステロンはタンパク質の合成を促す作用もあるので、まぐろ、かつお、あじ、サンマなどアミノ酸を多く含んだ食材を合わせて食べるとより効果的です。
亜鉛を多く含んだ食材:牡蠣、豚レバー、牛赤身肉、うなぎなど亜鉛を多く含んだ食材は、別名『生殖ミネラル』とも呼ばれておりテストステロン増加には欠かせない食材です。このような食材を組み合わせ食事のどこかにプラスしてみてはいかがでしょうか。
(2)テストステロン増強野菜
テストステロンを多く含んだ野菜:アボカド、ウコン、人参、山芋、ニンニク、ニラ、ネギ、タマネギなど
山芋には『DHEA』という男性ホルモン値を上げる効果があるといわれています。人参は性ホルモンと似た構造を持ち、その働きをサポートする効果が期待できます。
玉ねぎ・ネギ・ニラ・ニンニクなどは、男性ホルモン『アンドロゲン』の生成を促進してくれます。特に、ニンニクはタンパク質と一緒に摂取することで、テストステロン増強作用を発揮してくれるんですよ。
男性ホルモン増強フード!
(1)玉ねぎたっぷりフード
玉ねぎに含まれる含硫アミノ酸がテストステロン値を上げてくれることがわかっています。
そこで! 玉ねぎをたっぷり入れたハンバーグ、ハヤシライス、牛丼などタンパク質と一緒に摂取できるメニューや、玉ねぎスープ、丸ごと玉ねぎのレンチンバター蒸しなどがおすすめです。
(2)山芋納豆
たんぱく質、脂質、炭水化物、 ビタミン、ミネラル、食物繊維の5大栄養素を含んだ納豆と山芋の組み合わせです。
混ぜた納豆に小さく刻んだり、すり下ろしたりした山芋と合わせるだけなので作り方も簡単!生卵を入れても美味しいですよね。
(3)牛肉とガーリックのスタミナ焼き
タンパク質とニンニクを合わせて食べるだけでテストステロンが大幅アップ!
スタミナ焼、ガーリックステーキ、ソテー、どれもテストステロンは増加はもちろん、身体も元気になれそうなメニューです。
男性ホルモンは減少する
テストステロンは男性にとって欠かせない男性ホルモンなのですが、20代を境に減少していくそうです。
テストステロンの減少の理由としては加齢や食生活といわれています。大きく影響するのは性機能、性欲がなくなってしまいます。劇的に減ってしまうと勃起障害(ED)も併発してしまうので、その場合は医師への相談をおすすめします。(※3)
他にも、肉体・臓器・精神面にさまざまな影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。減少を少しでも食い止めるには食生活や生活習慣の見直しましょう。
【まとめ】食生活を見直して女性にモテる!?
見た目が男らしい、中身が男らしいと男らしさも人それぞれ、女性が好感をもつ男らしさも人それぞれです。ただし、女性を惹きつけるにはテストステロンは欠かせません。
健康な身体を維持するために重要なテストステロンの減少を少しでも抑え、いつまでも若々しくいるには、適度な運動、良質な睡眠、規則正しい生活、ストレスを溜めない健康的な生活習慣食が大切です。
健康的な生活をしている男性は好感がモテるだけでなく、自身の健康や精神面にも良い影響を与えてくれます。
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(※1)大東製薬工業株式会社
(※2)日本メンズヘルス医学会
(※3)帝京大学医学部泌尿器科
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