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育児ストレスで夫婦仲が悪化を防ぐ!いつまでも仲良く過ごす秘訣とは

若いパパママと赤ちゃん

子どもが生まれるまでは夫婦仲良く過ごしていたのに、子どもが生まれると夫婦関係に変化が……。

実は、子どもが生まれたとたん夫婦仲が悪くなる家庭は少なくないのです。今回は、育児ストレスで夫婦関係の悪化を防ぐ秘訣をお届けします。

目次

育児ストレスとは

育児ストレスを抱えるママ画像:Africa Studio / shutterstock

可愛く愛おしい我が子を育てているのに溜まる育児ストレス……。子どもの世話をしながら仕事に家事に、フル回転の毎日を過ごすママにはつきものですね。

育児ストレスを上手く解消できず、いつもイライラしていると、子どもも笑顔になれないだけでなく、夫婦関係も悪化してしまいます。

育児ストレスチェックリスト

身体編
・最近食欲がない / 食べ過ぎてしまう
・寝付きが悪い / すぐに目が覚める / 眠りすぎる / 常に眠い
・頭痛や腹痛など身体に痛みがある

心理編
・理由なく不安な気持ちになる
・イライラしやすい
・ちょっとしたことで落ち込む
・集中力が続かない

行動編
・攻撃的になる
・特定の人や物、行動に依存してしまう
・人と会いたくない

このような症状が現れたら育児ストレスを抱えていると考えられます。中でも「身体に表れるストレス」は睡眠時間や食べる量などで以前と比較できるため、自覚しやすいので変化の推移に注目してください。

育児ストレスにより夫婦仲が悪化する原因とは

喧嘩をしている夫婦画像:fizkes / shutterstock

妊娠中、一緒にベビー服を選んだり、買い物デート、産前デートを楽しんでいたのに、出産し育児が始まった途端、大好きだったはずの夫に愛情を感じない、育児疲れで夫の言動にイラ立ちを覚えてしまう女性が多くみられます。

一体何が原因なのか。説明するのでみていきましょう。

(1)産後クライシス

産後クライシスとは「出産後数年の間に急激に夫婦仲が悪化する現象」のことです。NHKの「あさイチ」でも取り上げられ大きな反響を呼びました。

夫と二人だけの生活に子どもを迎えたことで、想像とは違うライフスタイルの大きな変化に戸惑う夫婦が多くみられます。特に乳幼児の子育てを担うのは妻の役目になってしまいますよね。

産後のホルモンバランスが不安定な中、一日中、赤ちゃんにつきっきり、寝不足の日が続く子育て優先の日々。そんな中、育児よりも仕事やプライベートを優先しているように見える夫に不満が募ってしまうんです。父親として自覚のない行動が妻の愛情を冷めさせてしまいます。

産後クライシスは、夫婦の努力により解決できるのですが、最悪、離婚を招く原因にもなります。

産後クライシスの症状

・些細なことでイライラする
・夫に対して愛情を感じなくなった
・感情のコントロールができない
・攻撃的になる
・夫が仕事やプライベートを優先し家事・育児に非協力的で不満を持っている

もし、妻がこのような感情を持っていると気づいたらケアしてあげることが一番。この状態がいつまでも続くと精神的に疲弊してしまい、話し合いさえできない状態になってしまいかねません。

産後クライシスの見極め方

妻が産後クライシスかもしれないと思ったときの見極めポイントをご説明します。

・夫のちょっとしたことにもイライラしている
・スキンシップを拒否・嫌悪感を持つ
・素気なく冷たい、喧嘩腰の態度

このような場合、産後クライシスの状態に陥っている可能性があります。産後クライシスの期間は、産後の体調回復、子育ての状況や環境、夫の出産や子育てへの理解や協力で変わってきます。

(2)育児によるライフスタイルの変化についていけない

赤ちゃんも0歳ならパパもママも0歳です。いろいろな「初めて」を経験しながら赤ちゃんと一緒に成長していくのですが、そこは体験してみないとわからない世界。

頭で想像していたこととは大きく違う日々が始まります。毎日毎日、赤ちゃんの育児に追われ自分の時間などないママ。仕事に疲れ家に帰れば「手伝って」と言われるパパ。

妻は「私は1日中家にいて子どもの面倒を見ているのにあなたは外で好きなことができていいよね」、夫は「仕事で疲れてるのに家に帰れば、あれして、これしてってゆっくりさせてくれよ」とお互い不満とイライラが募り夫婦関係に亀裂が生じる場合があります。

子どもを迎えた途端、自由な時間は奪われ、一人になることもできない、好きな時間に趣味を楽しめない、ゆっくり休む暇さえなくなります。覚悟していたこととはいっても生活が大きく変化しすぎて、お互いの生活に理解が持てなくなってしまうのです。

(3)お手伝い感覚の育児

最近は家事や育児を手伝おうとする夫も増えてきています。しかし、家事育児を通し妻が夫に対して愛情を感じなくなる原因の一つに「当事者意識が低い」というものがあります。

妻が子どものお世話を一気に担っているのは妻だけの子どもだかじゃありません。夫との夫婦の子どもだからです。夫も自分の子どもということは自覚していると思うのですが、どうしても家事育児に対し「お手伝い」という意識しか持てない人が多いようです。

このお手伝い意識が妻が夫に対し気持ちが冷めてしまう原因になるのです。妻は365日家事や育児に追われます。育児は毎日ノンストップ。妻の感情も体調も関係なく次々にやらなければならないことが押し寄せきます。

お手伝い感覚だといつまで経っても妻のイラ立ちは治らないでしょう。夫であり父親になった自覚と責任をしっかり持つようにしてください。お手伝いでなく積極的な育児をしましょう。

夫婦仲を円満に保つ秘訣とは

デート中の夫婦画像: Irina Braga / shutterstock

夫婦円満に保つにはどうのようなことに注意したらいいのか! 秘訣をお届けするので実践してみてくださいね。

(1)家事に完璧を求めない

産後間もない身体でも待ってくれないのが家事と育児です。完璧にこなそうとすればするほど、負担は大きくなりますよね。このような時、夫が率先して家事などを変わってあげましょう。

休みの日は料理、掃除などをする、仕事の日は帰りにお惣菜などを買う、妻の好きなスイーツを手土産に持って帰るなどの心遣いで妻の心はほぐされますよ。

何より、完璧を求めないよう割り切ることが大切です。夫から「無理しなくていいからね」、「適当で大丈夫」、「家事よりも休むことを優先して」などの声かけをし、ちょっと家が汚れていても目をつむってあげてください。

(2)妻を寝かせてあげる

新生児の授乳はおよそ3時間に1回が目安です。起きてても寝てても3時間に1度は赤ちゃんに授乳しなければならないのです。

さらに、時間など関係なく泣く新生児の相手をするのもママ。夜泣きがひどい赤ちゃんだったら、パパの仕事の影響も考え寝室を別にする夫婦も多いようです。

赤ちゃんのタイプも様々です。ぐっすり眠る子もいれば、1時間おきに起きる赤ちゃん。夜中に泣き止まない赤ちゃんなど。そんな中でも3時間おきの授乳をするママ。そんな生活を続けていると慢性的な寝不足の上、心身ともに疲弊しますよね。

こんなとき、粉ミルクなどを使えばパパも授乳できるので休みの日は、数時間でもいいのでパパが赤ちゃんの面倒をみてママを寝かせてあげましょう。

また、「昼間に赤ちゃんと一緒にお昼寝をしてね」と少しの時間でもいいので睡眠を確保するよう声がけをしてあげてください。

(3)役割分担で夫婦の時間を作る

子どもを迎えると子ども中心の生活になりますよね。ママとパパの役割分担は、家庭の状況などによっても違うもの。ママがほとんどの育児を担っている家庭はどうしても夫婦の時間を作ることが難しくなります。

しかし、夫婦円満でいるためにも夫婦二人の時間は大切です。自分たちにとってベストな役割分担やルールを見つけ、無理をしてでも夫婦二人の時間を確保しましょう。

(3)お互いが大変だと思いやる

子どもが生まれるとどうしてもしてしまうのが「大変比べ」です。「私の方が寝る暇もないほど家事育児に追われて大変」、「僕の方が仕事で疲れて帰ってからも子どもや家事の手伝いで大変」など……。

つい「いいよね。外で好きなことできて」、「家でダラダラできていいね」なんて言わなきゃいいのに、心身ともに疲弊してしまい余計なことを口走り喧嘩に発展してしうことがあります。

大切なのは、大変なのはお互いだと思いやること。妻は「仕事で疲れているのに帰ってからも家のことをしてくれてありがとう」、夫は「1日中、子どもの面倒や家事をしてくれてありがとう」と労いの言葉をかけましょう。

「お互い大変だけど頑張ろうね」この一言で次の日もがんばれるようになります。

(4)ベビーシッターや託児サービスの活用

夫婦の時間、一人の時間を確保できるよう夫婦で協力することが大切です。夫婦のルール、役割をしっかり決めることで週に1〜2回、夫、妻それぞれの一人の時間を作るようにしましょう。

どうしても、仕事で忙しく家事育児に時間が取れないなどの場合は、ベビーシッターや託児サービスを使ってみるのもいいでしょう。このようなサービスを使用すれば一人の時間だけでなく夫婦の時間、夫婦での外出もできリフレッシュすることができます。

【まとめ】夫婦で協力して育児ストレスを解消!

若いパパママと赤ちゃん画像:Anna Zhuk / shutterstock

育児ストレスはどちらが正しくどちらが悪いというものではありません。ただ、子どもを迎えるとライフスタイルは大きく変化し、その負担は夫にももちろんですが妻に大きくのしかかってきます。そんなとき妻をフォローできるのは夫だけです。

育児ストレスがMaxになり爆発することがないよう、お互いに「がんばっているよね」と認めつつ支え合うことが大切です。

画像:Africa Studio / shutterstock
画像:fizkes / shutterstock
画像:Irina Braga / shutterstock
画像:Anna Zhuk / shutterstock