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妊娠中の妻を支えたい!?生まれてくる子どものためにも夫にしてほしい7のこと

赤ちゃんの足の裏

女性は妊娠すると、体質などの個人差はありますが、本人も戸惑うほど心と身体がどんどん変化していきます。

夫も妻を支えたいと思うのですが、どんなことに気遣えばいいのか、どう接していいのか分からなくなる人が多くみられます。そこで、今回は、妻が妊娠中に夫に気遣ってほしいことをお届けします。

目次

妊娠するとどう変化する?

妊娠した女性画像:Nastyaofly / shutterstock

妊娠すると女性にどのような変化が現れるのか。妊娠初期の代表的な特徴を挙げていくのでみていきましょう。

・おなかの張り、腹痛、下腹部痛
hCGホルモンの作用と、ホルモンバランスが乱れることで、腸の動きが弱くなることが原因です。

・腰痛
妊娠すると、分娩時に赤ちゃんがスムーズに出てこられるように、黄体ホルモンや、リラキシンという女性ホルモンの作用で、骨盤周辺の関節や靭帯が少しずつ緩くなります。そのため、骨盤が不安定になり体の重心が変化して、腰痛を引き起こす原因となります。

・嗅覚の変化
hCGホルモンの影響で、においに敏感になることがあります。スーパーの揚げ物のお総菜、魚介類、コーヒー、タバコ、香水など、今まで大丈夫だったにおいが、突然苦手になります。

・身体のだるさ、眠気
hCGホルモンの影響で、だるさや眠気を感じます。「体がだるくて朝起きるのがつらい」「いくら眠っても眠い」などというのは、妊娠初期によくある症状のひとつなので、できるだけ体を休めましょう。

・情緒不安定
イライラする、怒りっぽくなる、理由もなく泣く、不機嫌になる、誰にも会いたくなくなるなど。ホルモンバランスの乱れや妊娠に対する不安感から、気持ちが敏感になりコントロールが難しくなることがあります。

・つわり
妊娠初期は、消化器系のトラブルが多く見られます。特に、hCGホルモンや黄体ホルモンの影響で胃腸の働きが弱くなり、胃のムカツキを感じることがあります。ひどいときは食事が食べられないこともあります。症状や程度は人それぞれです。

・食べ物の変化
嫌いだったものが食べれるようになる、好きだったものが苦手になるなど、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れで味覚が変わることがあります。

・動悸・息切れ
少しずつ大きくなる子宮に肺が圧迫されて息切れが起こります。また、おなかの赤ちゃんに酸素や栄養を運ぶため血液の量が増えます。大量の血液を全身に送るために、心臓の負担が大きくなり動悸や息切れを起こしやすくなります。

ここに挙げた特徴はごく一部です、他にも腰痛、胸の張りや痛み、頻尿、便秘、下痢にお肌トラブルなど数えきれないほどの変化が現れます。(※1)

体調不良で思うように動けない、心のバランスが取れず感情のコントロールができない日々が続きます。そのような状態の妻をどう支えていくのか。では、妊娠中の妻が気遣ってほしいことをみていきましょう。

妊娠中夫にしてほしい7つのこと

画像:VGstockstudio / shutterstock

(1)妊娠中の食べ物

妊娠すると嗅覚も敏感になり身体も思うように動かなかく家事もいつも通りこなすことが難しくなります。

このようなとき、夫が替わりに料理を作ったり、お惣菜やテイクアウトなどを利用すると思うのですが、妊娠したら子どもの分も栄養を! とたくさん食べて体力をつけてほしいと思ってしまいますよね。

しかし、妊娠中は食べ物に制限があります。まず、控えたいのは塩分とエネルギーです。摂取しすぎると妊娠高血圧症候群などの病気の原因になってしまうので注意してあげましょう。

他にも、生魚、生肉、生卵、加熱していない貝類、明太子などの生物、アルコール類、水銀の蓄積が多いメカジキや金目鯛、添加物や農薬を使用している食べ物はなるべく避けるようにしましょう。

また、嗅覚が敏感になっている妻の前でニオイのキツイものを食べるのは控えましょう。食べたい場合は外食で済ますなどの配慮が必要です。

(2)妊娠中のスキンシップ

妊娠中はどうしても情緒不安定になってしまいます。このようなとき、どのようにスキンシップをとっていいのか戸惑うでしょう。

おすすめなのがマッサージです。腰痛、下半身のむくみや冷え、足のつりなどのトラブルが血行不良により起きやすくなりマッサージしてほしいと思っている妊婦は意外に多いのです。

妻のお風呂上がり、一緒にバスタイムを楽しみながら、愛情を持ってマッサージしてあげると心身ともにリラックスでき二人の愛情も深ります。

(3)妊娠中のセックス

夫婦のコミュニケーションにセックスは欠かせないと思うのですが、妊娠後、いつからセックスをしていいのか? と考えますよね。妊娠初期の不安定な時期にセックスをしたら流産してしまうのか? つわりが落ち着いてからなのか? 妊娠中期? それとも後期の方がいいのか?

どの時期なら安心してセックスできるのかわかりにくいと思うのですが、妊娠初期であってもセックスが直接流産につながることはありません。ですが、妊娠期間中はセックスを控えた方がいいといわれています。

セックスをすると、子宮を刺激するので出血や張りの原因、感染症を引き起こす可能性もあります。感染症を引き起こしてしまうと流産、早産の可能性も出てきます。妊婦の身体、お腹の中の子どものことを優先するのであればどの時期でもセックスは控えた方がいいでしょう。

また、妊娠するとセックスに消極的になる女性も多いので妻の気持ちを尊重してあげてください。

ただし、お互いが求め合うのであれセックスしてもいいと思います。そのときは医師にいつから始めたらいいか相談することをおすすめします。また、以下の症状が現れたときは控えるようにしましょう。

・お腹が張るとき

お腹が張る時は子宮が収縮しています。収縮が強くなる心配があるのでやめましょう。

・出血がある

出血があるときは、妊娠で充血している膣や子宮が傷ついたり、切迫流産・切迫早産のサインです。セックスは医師の許可を待ってからにしましょう。

・切迫流産や妊娠高血圧症候群(妊婦中毒症)のとき

切迫流産や切迫早産、妊娠高血圧症候群(妊婦中毒症)などで安静が必要な時は、セックスはやめましょう。

・性感染症になってしまったとき

性感染症の治療中にセックスをすると完治が遅れるので、医師の許可が出るまで控えましょう。(※2)

妊娠中セックスをするときの注意点

・妊娠初期の11週以前と妊娠後期の32週以降は流産・早産の可能性があるので控える
・セックス中に体調が悪くなった時はすぐやめる
・感染症予防のためにコンドームを装着する
・手や爪などを清潔にする
・お腹を圧迫しないように体位に注意する

(4)妊娠・出産・育児についての知識を身につける

妊娠し胎動を感じる妻は早くから母性本能が目覚めます。しかし、夫は子どもが産まれ、実際にその手に抱き育児を始めてから父親になった自覚が芽生えるといわれています。

できれば早い段階で父親としての自覚を持ってほしいと妻は感じています。そのためにも、妊娠・出産・育児の知識を積極的に身につけるようにしましょう。

そして、妊娠中も妻と一緒に検診に行く、ベビー用品を選ぶ、妊娠アプリを共有する、一緒に赤ちゃんの名前を考えるなどしましょう。

検診に行くとエコーなどで赤ちゃんの存在を直接感じられ、妊娠アプリでお腹の中の赤ちゃんの成長を知ることができます。名前を考えることで我が子の誕生がより楽しみになるでしょう。

(5)率先して家事を行う

体調不良、情緒不安定な妻は思うように身体が動かなかく家事がおろそかになるかもしれません。そんなときは夫が率先して家事を行いましょう。

そのためにも、普段から妻の手伝いをして家の中の物がどこにあるのか把握しておくことが重要です。また、手抜きになってしまった家事を責めるようなことは禁物。

むしろ、「僕がするから無理しないでね」、「休めるときはゆっくり休んで」と心を広く持ち接してほしいと願っています。

(6)パパ・ママ学級には参加

出産・育児の正しい知識、専門家からのアドバイスがもらえ、沐浴や妊婦体験ができるパパママ学級へ一緒に参加してほしいと妻は願っています。

パパママ学級は各自治体の役所や産院で行われており、妊娠中の過ごし方、栄養管理、出産に必要なもの、出産時の妻へのサポート、分娩の進み方、呼吸法、授乳、沐浴の仕方などを学ぶことができます。

また、パパママ学級は同じ時期に出産する女性が多く、付き添うパパとパパ友を作ることもできます。

パパ友同士、情報交換をしたり、体験談を話し合ったりアドバイスしあったりなどの交流ができます。何よりパパママ学級に参加することで、父親としての自覚を持て、子どもの誕生を夫婦で迎えるための直接行動となります。妻はその行動に安心感を覚えるでしょう。

(7)浮気をしない

「妊娠中の浮気」聞いたことがありませんか? 実際に妻が妊娠中、里帰り出産中に浮気をする男性は多く離婚問題に発展することも珍しくないそうです。

妊娠すると妻は否応なく身体と心の変化を受け入れるしかありません。そして、辛い時期を耐え出産を迎えます。それは、愛する夫との子どもだから耐えられるのです。そんな中、浮気が発覚してしまったら……。夫婦の信頼関係は一気に崩れてしまいます。

最悪の場合、夫への愛情が憎悪に変わるだけでなく生まれてくる赤ちゃんへの愛情も失いかねないのが浮気です。大袈裟でなく実際に夫に浮気され赤ちゃんも愛せなくなった女性はいます。

妊娠中、心身の変化に耐えることで精一杯。夫のことに手が回らなくなることは多々あります。仕事から疲れて帰ってきた夫に冷たく素っ気ない態度を取る、セックスで夫婦のコミュニケーションも取れないこともあるでしょう。だからといって、浮気は絶対ダメです。

そして、妻もできるだけスキンシップを多くとるなど夫婦で協力することが重要です。

パパもストレス解消が必要

キッチンで家事をしながら歌い男性画像:Just Life / shutterstock

妊娠中の妻、生まれてくるための子どものために夫にしてほしいことをお届けしましたが、すべてを受け止めていると夫だってストレスは溜まりますよね。

我慢にも限界があるでしょう。妊娠中一番大切なのはお互いが穏やかに過ごせること! そこで、パパも短時間でストレスが解消できる方法をお届けします。

短時間でできるストレス解消法

・ジム
・一人カラオケ
・趣味に没頭
・好きな音楽を聴く

短時間でも一人の時間を作る

大切なのは短時間でもいいので一人の時間を作ることです。コンビニに買い物に行く間、いつもより30分早起きする、ランチタイムを一人でとる、家族が寝静まった後、など。

気持ちを切り替えるのためにも一人の時間は必要です。ポイントは時間をきちんと区切ること。ダラダラと一人の時間を楽しんでいると妻に「あなただけ好きなことを…」など言われかねません。

また、揺れ動く感情をアプリで管理して心のセルフケアするのもおすすめです。目に見えない気分や体調の移り変わりを可視化することで客観的に分析でき自分自身の感情との付き合い方が上手くなります。

【まとめ】愛する妻と無事に生まれてくる我が子のために!

赤ちゃんの足の裏画像:Liudmila Fadzeyeva / shutterstock

いかがでしたか?

妊娠中、心身ともに辛い時期を耐える妻。しかし、パパになるあなたも我慢の日々が続くことでしょう。それもこれも生まれてくる我が子のため! そして、妻をサポートできるのもあなただけです。

・妊娠中の食べ物に注意してあげましょう
・妊娠中のスキンシップはマッサージで!
・妊娠中のセックスはなるべく控えましょう
・妊娠・出産・育児についての知識を身につけてください
・家事は率先して行いましょう
・パパママ学級には積極的な参加を
・浮気はダメ!絶対!

元気に子どもが産まれてくれたら、きっと今までの苦労も吹き飛ぶほどの幸せが待っていることでしょう。うまくストレスを発散しなが妻を支えてあげてくださいね。

※1:ムーニー
※2:ムーニー
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