夫婦

妊娠して妻が変わった!?夫にも知ってほしい妊娠中に起こる心と身体の変化とは

新しい命を授かった喜びは特別なものですよね。赤ちゃんの誕生は夫婦にとって本当に待ち遠しいものです。しかし、妊娠による妻の変化に戸惑い追いつけない夫がいるのも事実です。

そこで、今回は妊娠により起こる妻の身体と心の変化や、妊娠中の妻を怒らせる、傷つけるてしまう要注意フレーズをお届けします。

目次

妊娠中は別人になる!?

画像:Natalia Deriabina / shutterstock

「妊娠した妻がまるで別人にように変わってしまった!」と聞くと「そんなことあるの?」と思う人も多いと思います。

しかし、妊娠中、女性の身体はどんどん変化し心も不安定になります。「明るかった妻がいつも塞ぎ込んでいる」、「些細なことでは起こらなかったのに、すぐ怒るようになった」など、別人になったといっても過言ではありません。

さらに、長い妊娠期間中、何ごともなく無事に出産までたどり着けるか、元気な赤ちゃんを産めるか、果てしなく続く育児が自分にできるのかなど、妻は嬉しさや喜びの反面、大きな不安も抱えています。このようなときは、妻の体調を気遣いながら、よく話を聞いて寄り添ってあげましょう。

妊娠中女性の身体と心はどんな風に変化する?

妊娠は一人ではできませんよね。あなたとの子どもを妊娠します。妊娠すると目に見える変化もあれば見えない変化もあります。症状が悪化すると入院する場合だってあります。

それでも、女性はあなたとの子どもならばと喜んでその変化を受け入れます。それはとても、美しく尊い存在だと思いませんか。

妊娠中、女性にどのような変化が起こるのか男性にも知ってほしいと多くの女性は願っています。

妊娠による身体の変化

画像:Chanintorn.v / shutterstock

(1)熱っぽい

妊娠初期は妊娠を維持しようとホルモン分泌が活発になるそう。そのためいつも熱っぽく、ほてりを感じるような症状が続くのでいたわってあげましょう。

(2)めまい・立ちくらみ

妊娠初期は、ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れ、めまいや立ちくらみが起きやすくなります。症状がでたら無理させずゆっくり横になって休ませましょう。

(3)とにかく眠い

女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きが活発になります。プロゲステロンは、妊娠の維持母乳の準備をしたりするホルモンです。

ママになる身体への準備がいよいよスタート! そのために、身体を休ませようとする力が働き強い眠気に襲われるのです。

ここで注意してほしいのがカフェインの摂取です。あまりにも眠気が続くからといってカフェインを多く摂取すると赤ちゃんに悪影響を及ぼすので注意が必要です。

(4)つわり

妊娠の初期から、4ヵ月くらいまでにみられます。むかむかする・吐く・臭いが気になる・生つばが出る・食欲がなくなる・嗜好が変わるなど症状はいろいろ。気持ちが悪くなる程度から入院の必要がある人まで、個人差があります。(※1)

(5)食欲が旺盛になる または 食欲がない

女性ホルモンであるプロゲステロンの影響により胃腸の働きが弱まり消化不良を起こす場合があるそうです。そのため食欲がなくなるのですが、逆に食べづわりというくらい、食べなければ気持ちが悪いという場合もあります。

食欲がない場合は、分割食などにしてゆっくり食べさせてあげましょう。食欲が止まらない場合は、気を紛らわせるために散歩などに誘ってみるのもおすすめです。

(6)貧血

貧血になると胎児に十分酸素と栄養がいかなくなり、胎児の発育が悪くなります。予防するには、妊娠初期から鉄分・たんぱく質・ビタミンを多く取る努力が大切です。(※1)他にも、手足や顔が浮腫みやすくなります。

(7)腰や背中に痛みを感じる

一目で妊婦だとわかるくらいになると体重も増加してしまいますよね。体重の増加で腰や背中に負担がかかり痛みを感じやすくなります。

お腹や背中をさすって痛みを少しでも軽減できるよう気遣ってあげましょう。

(8)お腹の痛み・違和感

妊娠後期になると子宮の容量が5Lにもなるそうです。生理痛に似た痛みや下腹部などに違和感を感じることがあります。我慢できない痛み、出血がある場合は、すぐに受診し医師に相談しましょう。

妊娠による心の変化

画像:phM2019 / shutterstock

産前産後のママにある心の悩みを総称して「マタニティブルー」といいます。症状は1~2週間続き、時間とともに自然と治ります。個人差はあるのですが多くの女性がマタニティブルーを経験しています。

マタニティブルーの症状

・ちょっとしたことでイライラしたり、怒る
・わけもなく気分が落ち込む
・とつぜん不安感におそわれる
・急に泣き出す
・夜なかなか寝付けない、眠りが浅い
・つねにだるさがあり、すぐに疲れる

ホルモンバランスの変化が原因とされており、自律神経やメンタルが不安定な心理状態のことをいいます。

産後は「産後ブルー」や「産後クライシス」と呼んだりもします。マタニティブルーが悪化すると「産後うつ」になる可能性もあり十分なケアが必要です。

マタニティブルーはママだけじゃない!?

男性もマタニティブルーになる可能性があるんです。子どもが産まれることの不安、経済的での悩み、良いパパになりたいというプレッシャーから精神的なストレスを感じたりなど……。

夫婦でできるマタニティブルーの対処法

夫婦そろってマタニティブルーは絶対避けたいですよね。そこで、夫婦でできるマタニティブルー対処方法をお届けします。

(1)泣きたい時は思いきり泣く

イライラして、ちょっとしたことで涙が出てくる。そんなときは、「泣いてもいい!」と割り切って思い切り泣きましょう。

(2)とにかく休む

好きなことをする、ダラダラする、ずっとベッドの中で過ごす、このような時間は大切です。家事は手抜きで構いません。とにかく体を休めることを最優先にしましょう。

(3)おしゃべりをする

自分でも持て余してしまう、コントロールできないイライラやつらさを吐き出してしまいましょう。一人で抱え込むことは絶対に避けてください。

話し相手がいない場合は、公共の窓口などを頼るのもあり! 妊娠相談窓口や妊娠ホットラインなども充実しています。もちろんパパも誰にも相談できない不安や悩みがある場合は活用してみましょう。

マタニティブルーは多くのママさんが経験しています。夫は誰よりも妻の助けになる存在です。育児休暇を取れない場合は、早く帰宅するなどして夫婦で支え合ってください。

「そんなつもりじゃなかったのに」となる前に!

妊娠による女性の身体と心の変化をお届けしました。ここまで変化すると、別人のようになってしまう可能性があることを理解して頂けたのではないでしょうか。

そこで気をつけたいのが「何気ない一言」です。普段なら笑い合えた冗談も真剣に受け止めれたり、何の気なしに発言したことに対して妻がいつもより激しく怒ってしまい「そんなつもりじゃなかったのに」という場合もあります。

そこで、注意してほしい妊娠中の妻を傷つける、怒らせてしまう要注意フレーズをご紹介するのでみていきましょう。

妊娠中の妻を傷つけてしまう言葉とは

画像:Cookie Studio / shutterstock

(1)妊娠は病気じゃない

確かに妊娠は病気ではありません。しかし、長い期間子どもを身篭りお腹の中で育てていくのです。ときには病気よりもキツイ症状が現れる場合もあります。病気じゃなくても気遣ってあげましょう。

(2)つわり大袈裟じゃない?

「大げさ」は禁句です。つわりは個人差もありますが気持ち悪く苦しんでいる妻に対してこのような発言は厳禁。重い人は本当につわりが大変で、寝たきりになったり入院してしまう人もいるんです。

(3)ゆっくりできていいね

休みたくて休んでいる訳でも怠けている訳でもありません。あなたとの子どもをお腹の中で育て無事に出産するために力を蓄えていると考えてください。

(4)最近手抜きしてない?

手抜きなんてしてません。身体がダルかったり、腰や背中が痛かったりしてできないのです。家事は妻だけの仕事ではありません。妻ができない分、夫がフォローしてあげましょう。

(5)僕だって大変

僕だけじゃありません。お互いが大変なんです。「僕だって」と自分のことしか考えてないような発言は控えるようにしましょう。

(6)ゴロゴロしてるならできるでしょ

このようなことを言われると、とても悲しい気持ちになってしまいます。

ゴロゴロしたくてしてる訳じゃない、家事レベルが下がり妻も心苦しく思っているはず「気にしないでゆっくりしてね」と声をかけてあげてください。

(7)〇〇したよ

「トイレ掃除したよ」、「お風呂掃除したよ」、「食器洗ったよ」と報告は入りません。妻は家事をするたびに報告をしますか?

妊娠で情緒不安定になっている妻は「〇〇したよ」と逐一報告されると、「家事は妻がやって当然なのに…という意味なのかな?」悪い方にとってしまいかねません。

手伝ってくれるのはありがたいことです。妻も素直に感謝をしたいはず。気がついたらさりげなくする男性の方が100倍カッコいいです。

(8)太ったんじゃない?

妊娠中、体重は増加するものです。体重増加を気にしている妊婦さんもたくさんいます。それなのに「太ったんじゃない?」など無神経な言葉をかけるなんてありえません。

(9)体型、元に戻るの?

体型が元に戻るか一番気にしているのは妻です。しかし、二人の赤ちゃんのためとその変化を受け入れているんです。 心ない言葉をかけるのは控えてください。

(10)男の子(女の子)かぁ

性別が判明したとき男の子でも女の子でも喜んでくれると思っていたら、「男の子(女の子)かぁ…」なんて言葉を聞いたら傷ついてしまいます。

男の子でも女の子でもあなたと奥さんの大切な子どもです。元気に生まれてくれることを感謝しましょう。

【まとめ】赤ちゃんのために夫婦で支え合おう!

画像:George Rudy / shutterstock

いかがでしたか?

妊娠中の女性に訪れす変化は、あなただけでなく女性自身も戸惑うものです。特に妊娠初期は変化も大きく心身ともに不安定になりがちです。妻をしっかり支えてあげてくださいね。

妊娠中はパパとママになる準備期間です。無事に生まれてくる赤ちゃんのために夫婦でお互いに相手を気遣いながら乗り越えていきましょう!

【おすすめ記事】
女性がほっとかない!?職場に必ず1人はいる仕事のできるモテ男13の特徴とは

※1:浜松市子育て情報サイト
画像:Natalia Deriabina / shutterstock
画像:Chanintorn.v / shutterstock
画像:phM2019 / shutterstock
画像:Cookie Studio / shutterstock
画像:George Rudy / shutterstock