いつまでも付き合い当初のような、ドキドキ感や新鮮な気持ちを持ち続けていたいのですが、気がついたら一緒にいても盛り上がらない、会話が減った、好きかも分からなくなったなんてことありませんか?
それはもしかしたら『倦怠期』かも。今回は、そんな倦怠期を乗り越える方法と倦怠期にならないための注意点をお届けします。
目次
倦怠期とは
倦怠期とは、二人の関係に『慣れ』、『ドキドキ感』が無くなり冷めたような感覚に陥ることです。
一緒にいることを当たり前のように受け止めドキドキ感がない、良い部分より悪い部分に目がいくようになり、なんとなく冷めた気がする。この状態が続くと「本当に好きなのかな?」、「このまま一緒にいてもいいのかな?」と考え倦怠期をきっかけに別れてしまうカップルもいます。
倦怠期に陥りやすい感情
・ときめかない
・一緒にいても楽しくない
・デートが待ち遠しくない
・相手の悪い部分ばかり目につくようになる
・セックスレス
・会話が面倒
・一緒にいることを義務だと思ってしまう
「楽しい」、「ドキドキする」などの感情があまり湧かなくなったら倦怠期に要注意です。
倦怠期になりやすい時期と原因
一般的に『魔の3カ月』、『3年目の浮気』など、3の倍数、3にまつわる時期に倦怠期がくると言われていますが、これに医学・心理学的に明確な根拠があるわけではありません。
付き合って3ヶ月ごろ
すべてのカップルが同じような時期に倦怠期を迎える訳ではありません。倦怠期と感じる時期は人それぞれですが、一般的に付き合い当初のラブラブ絶頂期が落ち着きをみせる3ヶ月頃、倦怠期がやってくるといわれています。
付き合い当初は良いとこばかりが目につくのですが、落ち着くと「何か違う」と感じ始めるんだとか。育った環境が違うので個々の価値観も考え方も違うのですが、そこに気がつかづマイナス部分ばかりに目がいって…。と、倦怠期を感じるようです。
付き合って半年〜1年ごろ
付き合って半年ほど経つとお互いの関係に『慣れ』が生まれ、溜め込んだ不満が爆発する頃といわれています。小さいことで感情的になり、ケンカに発展するケースも多いので注意してください。
お付き合いをして1年も経つとさまざまなイベントも一巡、『刺激』、『新鮮味』がなくなりマンネリ化に突入しやすくなります。付き合って半年で慣れが生じ、1年で『飽き』がくるといわれているので注意しましょう。
付き合って3〜4年ごろ
お付き合いして3〜4年も経つと大丈夫でしょ! と思う人もいると思うのですが、倦怠期の落とし穴は続いています。
3〜4年も一緒にいると、愛情で一緒にいるのか、義務で一緒にいるのか分からなくなってしまうという人も多くいます。そう! 恋愛感情で一緒にいるのか不安になってしまうのです。相手への気持ちをもう一度確かめるキッカケにもなるようです。
倦怠期の見極め方
倦怠期かどうか分からない。倦怠期のような気もするし、違うような気もするという場合は、倦怠期かどうか見極めてみまじょう。
・会話が減った
一緒にいてもパソコン、スマートフォンばかりいじって会話が減った。LINEの返事がそっけない、返事が遅くなった。電話をしても会話が続かない。などコミュニケーションがうまく取れなくなっている場合は、相手が倦怠期だと感じている可能性が高くなります。
・笑顔が減った
付き合い当初やラブラブモードのときは笑顔が絶えませんよね。どんな些細なことでも一緒に楽しもうとする姿勢がみえます。
しかし、倦怠期になると会話とともに笑顔も減ってしまいます。ふたりで一緒にいても素っ気ない態度を取られたり、笑顔どころか冷たいと感じる場合もあります。
・カッコイイ、かわいいと良く見られたいと思わなくなる
お付き合いが長くなると慣れがでてきて相手にカッコイイ! かわいい! など思われようとしなくなります。
パートナーに愛され続けるためには、相手への気遣い・気配りが欠かせないのですが、一緒にいるのが当たり前。今更カッコつけても…。なんて思ったら、それは倦怠期です。
・ときめかない
倦怠期の典型的なサインは、ときめきがなくなることです。お付き合いが長くなるとどうしても新鮮味がなくなり、恋人というより家族に近い存在になってきます。
イチャイチャすることもなくなり、街中でラブラブなカップルをみて「あんなときもあったなー」と思いながらも面倒な気持ちの方が先に立ってしまうそう。この場合は深刻な倦怠期! 出会った頃のようなときめきを取り戻す努力が必要です。
倦怠期の乗り越え方
(1)適度に距離を置く
倦怠期で悩んでいるときあえて距離を置くことも大切です。連絡を控えることで相手のことを考える時間、過去の二人を振り返る時間が増え、改めて相手への気持ち、自分の気持ちを再認識できます。
また、距離を置くことで「一緒にいることが当たり前ではない」ということも実感でき、愛情や労りの気持ちが蘇ることでしょう。
(2)気持ちを言葉にする
お付き合いが長くなると「言わなくてもわかってくれている」という驕りの気持ちがでてしまいます。これが倦怠期を招く要因のひとつにもなっているの要注意です。
どんなに長く付き合っているとしても、愛情表現の言葉、感謝の言葉、謝罪の言葉はキチンと口にだし伝えるよう心がけましょう。
(3)新しい趣味を二人で探す
新しい趣味を二人で探すのも倦怠期を乗り越え方の一つです。新しいものを探す楽しみ、チャレンジする楽しみなど、新しいことを始めると新鮮な気持ちにもなれます。ワクワクするような時間を取り戻すことができるのではないでしょうか。
ここでのポイントは、二人で一緒に探すことです。あなた一人で探して彼女を誘うよりも、二人で「あれもいいよね?」、「これならできそう」など会話をしながら探すことが大切です。
(4)愛情を示す
倦怠期になると愛情表現が乏しくなるどころか、セックスレスになってしまうカップルも多くみられます。乗り切るためにいつも以上に愛情表現をしてみましょう。
「かわいいね」、「好きだよ」、「愛してる」はもとより、些細なことでも褒めてあげることがポイントです。女性は褒めてくれる相手に好意を抱くので、関係が再燃しやすくなるのではないでしょうか。倦怠期であっても自分の気持ちは変わっていないということをアプローチしましょう。
手を繋ぐ、ハグなどのスキンシップも効果的です。「今更!どうしたの?」と言われてもめげないでくださいね。ラブラブだったあの頃に戻るため、ときめきを取り戻しましょう。
(5)デートプランを変えてみる。
いつも同じようなデートプランになっていませんか? 平日なら仕事帰りに待ち合わせして食事の後はお酒を飲んで帰宅。お休みの日は、映画館デート、水族館デートなどワンパターンなデートばかりになっている場合は、ちょっと特別なイベントを計画してみましょう。
遠出をする、一泊旅行を計画する、アウトドアデートにチャレンジしたり。行ったことのないエリアを散策することで新鮮な気持ちになれます。
グループデートもおすすめです。倦怠期の二人だとデートでも会話が続かないという場合があります。友達カップルと一緒にデートをすることで、会話も弾み、カップルごとの異なる関係性に刺激を受けることができます。
倦怠期にならないために
倦怠期の乗り越え方をご紹介しましたが、できれば倦怠期は回避したいもの。そこで、付き合いだしたばかりのカップル、倦怠期の気配を感じているカップルに、倦怠期にならないための対策法をお届けします。
(1)束縛をしない
好きな人がどうしているのか気になってしまうものです。つい、「何をしてるの?」、「どこにいるの?」、「誰といるの?」と聞いてしまいがち。これって束縛ですよね
倦怠期がこないカップルの特徴に束縛しないというものがあります。信頼関係があれば誰とどこにいても気にならないもの。相手の行動を気にしていたらキリがありませんよ。
相手を好きであればあるほど。大切な人であればあるほどに束縛しがちになってしまいますが、束縛されると息がつまってしまいますよね。あまり干渉せずお互い自分の時間を大切に過ごすことが倦怠期回避のポイントです。
(2)尊重し合う
どんなに長いお付き合いでもお互いを尊重し合う気持ちを忘れてはいけません。例えば、忙しくて会えない日々が続いても、会えないことに不満を言うのではなく相手の立場を思いやったり、体調を気遣ってあげましょう。
相手を気遣い、配慮できる心の余裕があれば倦怠期を招くことはないでしょう。
(4)連絡をとる頻度が少ない
倦怠期知らずのカップルは意外に連絡をマメに取ることが少ないようです。プライベートで連絡をしていない時間は、趣味に没頭したり、友達と過ごしたり、自分磨きをしたりなど、充実した時間を過ごしている人が多くみられます。
連絡を取る頻度が少なくても、信頼しあっていれば不安になることもありません。逆にいつも会っている、いつも連絡をとっていると、二人でいることが当たり前になってしまい、そこに慣れや飽きが生じ、倦怠感を招いてしまうので注意してください。
(4)二人だけのルールが少ない
誕生日は必ず二人で祝う、おはようのLINE、おやすみ前の電話など細かいルールを作っていませんか? その細かいルールがいつの間にか二人の間に倦怠期を呼び込む可能性があるのです。
「こうしなくちゃいけない」、「こうするのが当たり前」というルールを作ってしまうと、時間と共にプレッシャーにもなってしまいます。愛情表現することは大切ですが、ルール化することは避けた方がベストです。
【まとめ】倦怠期を乗り越えあの頃の二人に戻る♡
いかがでしたか?
倦怠期の乗り越え方は5つです。
適度に距離を置く
気持ちを言葉にする
新しい趣味を二人で探す
愛情を示す
デートプランを変えてみる
倦怠期で悩んでいる人はこの方法で乗り越えてみてくださいね。
倦怠期を重く受け取らず通過儀礼と捉えましょう。「ずっと二人でいたい」という気持ちがあれば必ず乗り越えられます。そして、今よりも深い絆で結ばれることでしょう。
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