彼女(妻)を大切に想っているけれど、愛情表現が苦手という男性は少なくありません。しかし、彼があまりにも感情を表現しないタイプだと相手は「私のこと、本当に好きなのかな?」と不安になってしまうこともあるでしょう。
気持ちを伝えることが苦手な男性にも彼女(妻)にも愛情を伝えてもらいたい! ということで、愛情表現が苦手でもできる愛情の伝え方をお届けします。
目次
男性と女性の愛情表現の違い
男性は、物理的な愛情表現をする傾向にあります。プレゼントをする、美味しい食事をご馳走する、彼女(妻)の行きたい場所へ連れて行くなど。
女性は、感情的な愛情表現する傾向にあります。言葉で愛を伝える、手紙を書く、スキンシップを好み、頼ったり甘えたりなどの愛情表現です。
男女の愛情表現の違いは、男性は目に見える形の愛情表現、女性は目に見えない愛情表現という特徴があります。
女性は愛情表現をしてもらいたい
「わざわざ愛情表現をしなくても一緒にいるんだからわかるだろ?」なんて考えていませんか? 女性はいつも愛情を言葉や行動で示してほしいと思っています。その理由はとてもシンプル。愛されていると実感したいからなんです。
愛されてる、大切にされているという実感は自信にも繋がり、恋愛、結婚生活だけでなく仕事や人間関係にもポジティブな影響を与えます。
しかし、愛情を言葉にすること、行動に移すことが苦手な男性とお付き合いした場合、女性は少なかず不満と不安を覚えるでしょう。なぜ愛情表現することが苦手なのか。いくつかの原因を考えてみましょう。
なぜ愛情表現してくれないの?
(1)恥ずかしい・照れる
一番多い理由として挙げられるのが「恥ずかしい・照れる」ではないでしょうか。「好きだよ」、「愛しているよ」などストレートな言葉は「恥ずかしくて言えない」という男性は多くいます。
恋愛だけでなく人間関係、特に親密な関係になるほど素直な気持ちを伝えるって勇気がいるものですよね。ですが、愛情を伝えることは恥ずかしくありません。むしろ、ストレートに愛情表現するということは誠実な行為なのです。
はぐらかしたり、曖昧に応えることの方が不誠実と思いませんか。無意味に彼女の不安を煽ってしまうので、ここぞ! というときは勇気をだして言葉にしてみましょう。
(2)しなくても伝わるだろ
男性は「好きだから一緒にいる。居ること自体が愛情表現だからしなくても伝わるだろう」と考えがち。確かに「愛情表現は必ずするべき」なんて憲法も法律もありません。しかし、女性の考え方は違うのです。
女性はいつだって愛情表現してほしい生き物。その違いを理解するだけで歩み寄れ、より素晴らしい関係を築けるかもしれません。「しなくても伝わるだろ」は考え直すことをおすすめします。
(3)そもそも愛情表現の仕方がわからない
実は、愛情表現の仕方がわからないという男性は少なくありません。これは幼少期の家庭環境が大きく関係していると考えられます。特に母親との関係が影響を及ぼしているようです。厳しい家庭で育った、母親との関係が微妙だった、実母ではないなど……。
幼少期、甘え方や愛情表現の仕方を教わらずに成長してしまった男性は、人への甘え方、愛する人ができても、どう愛情を伝えていいのか分からずにいるようです。
愛情表現が苦手でもできる愛の伝え方
(1)優しい気遣い
普段の日常の中でも愛情を伝える瞬間はたくさんあります。デート中、相手が寒そうにしていたら上着をかけてあげる、ヒールを履いて歩く彼女に「疲れてない?」、「足痛くない?」と声をかける、彼女の好きなコンビニお菓子やケーキを買ってあげるなど。
ほんのちょっとの気遣いはあなたからの愛情として温かく相手に伝わるはずです。
(2)連絡を入れる
連絡を入れるだけでも愛情は伝わります。愛情表現が苦手な人は、まず、彼女(妻)を不安にさせないよう気をつけましょう。そのためにはマメな連絡です。
どんなに忙してくても落ち着く瞬間はあるはず。その時、「今日は忙しくて遅くなりまそう」などのLINEやメール、眠る前に「おやすみ」の連絡を入れるだけでも彼女(妻)の寂しい気持ちは消え「忙しくても連絡をくれた!」という、あなたからの温かい愛情が心を満たしてくれます。
(3)将来の話をする
「好き」や「愛している」と言葉にしなくても将来の話をすることで「ずっと一緒にいたい」という気持ちは伝わります。
「将来、どんな家に住みたい?」、「子どもは何人くらいほしいと思ってるの? 」、「老後は暖かい南の国で暮らしたいね」なんて夢物語かもしれません。しかし、女性は二人でいる未来を思い描くことができ、「一緒にいたいと思ってくれてるんだ」と心弾ませ愛されていると実感することができるでしょう。
(4)日頃から感謝を伝える
夫婦の場合、日頃の感謝が当たり前になるパターンが多くみられます。恋愛中は「ありがとう」と感謝していたことも、夫婦になり長い時間をともに過ごすことで、いつの間にか当たり前になってしまった。
確かに共働きや夫婦生活が長くなると家事や仕事の役割分担が決まってしまうでしょう。だからといって、妻がしていることが当たり前ではないということを、もう一度思い出しましょう。(もちろん夫がしていることも当たり前ではありません。)
「いつも美味しいご飯ありがとう」、「いつも家の中を綺麗に掃除してくれてありがとう」、「仕事しながら家のことも頑張ってくれてありがとう」など、妻に感謝と労わり、ねぎらう気持ちを持ち続け、「ありがとう」の感謝の言葉を贈ることで愛情はしっかり伝わります。
(5)妻を異性として意識する
結婚して子どもが生まれると「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」と呼んでしまう夫婦は多いですよね。何年、何十年も共に生活しているとだんだん空気のような存在にもなってしまいます。
家族になってしまい今更、異性としてみるのは気恥ずかしいという男性もいます。しかし、いつまでも女性は女性です。「ママ」、「お母さん」ではなく名前で呼び合うようにしましょう。
子どもの前では「パパ・ママ」呼びでも構いません。しかし、二人きりの時は名前で呼び合うことにより恋人気分でいることができます。
そして、異性としてエスコートすることを心がけましょう。ちょっとしたことでいいのです。重い荷物をさりげなく持つ、妻が疲れていると感じたら「僕がするからゆっくりしてて」と家事を代わってあげる、休日は子どもの面倒を引き受け妻は自由にさせてあげるなど。これだけであなたの愛情は伝わるでしょう。
女性が胸キュンする愛情表現
愛情表現に苦手意識があると思いますが、実際に女性が求めている愛情表現も頭の片隅に覚えておいてほしいもの。何かのタイミングで勇気をだして愛情を伝えてみてはいかがでしょうか。
(1)ストレートに言葉にして
王道の愛情表現です。「好きだよ」、「愛してる」ストレートな言葉にして愛情を表現しましょう。「言い過ぎたら重く感じる?」なんて考えすぎ。愛を伝えるのにこれほど素直な言葉があるでしょうか。
かわいい!と感じたとき、愛おしいと思った瞬間、どんどん言葉にして愛を伝えてください。
(2)ハグして
女性の好きな愛情表現NO1.かもしれない「ハグ」。女性は抱きしめられたとき相手の温もりに愛されていると実感します。ハグするだけで、心が満たされ幸せな気持ちになれること間違いありません。
(3)キスする
愛情表現の象徴でもある「キス」。キスから愛情を読み取るのは正直、難しいと思いますが、女性はキスの仕方で愛情を感じとっています。
キスをねだったとき嫌がらずにしてくれるキス、セックスに持ち込まないキス、髪の毛を撫でたり、顔や首、耳などを触りながらのキスなど。ずっとラブラブでいるためにも、キスは欠かせません。
【まとめ】愛情はガンガン伝えていこう!
愛情表現に正解はありません。苦手な人でも工夫を凝らせばいくらでも愛情表現できるのです。苦手意識が強いあまり伝えられないままだと彼女を不安にするだけ。それでも苦手だなぁと思っている人は、今回、ご紹介した「愛情表現が苦手でもできる愛の伝え方」
・優しい気遣い
・連絡を入れる
・将来の話をする
・日頃から感謝を伝える
・妻を異性として意識する
こちらのどれか一つからでも始めてみてはいかがでしょうか。これまで以上に相手のことを考える時間が増え、今よりもっと良好な関係を築くことができるでしょう。
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