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喧嘩を防ぐコツや仲直りの方法!別れを避けるために知っておきたい禁句とは

いくら夫婦といっても他人同士。ときにはぶつかり合うこともあるでしょう。夫婦喧嘩をするとつい感情的になってヒートアップしてしまうこともあるのではないでしょうか。

できれば、激しい夫婦喧嘩は避け、早めに仲直りしたいものです。そこで今回は、夫婦喧嘩の仲直りの方法や防ぐコツをお届けします。

目次

夫婦喧嘩のよくある原因と喧嘩を防ぐコツ

夫婦喧嘩画像:fizkes / shutterstock

(1)伝え方

会話をするときどのような言い方に気をつけていますか? 特に何かを伝えるときは簡潔で分かりやすい言葉をチョイスしている人が多いと思います。

夫婦喧嘩の原因は「ものの言い方」が原因になります。妻に不満、直してほしいところを伝えるとき「何を伝えるかよりもどのように伝えるか」が最も重要です。言葉を誤ると相手は「気をつけなければ」と思う前に「そんな言い方しなくても」と不快感が先にでてしまうのです。

人から言われてうれしい言葉もあれば、不快に思い感情的になってしまう言葉もあります。夫婦喧嘩を防ぐコツは伝え方(言い方)にはくれぐれも気を付けること。たった一言が夫婦喧嘩の原因になります。

(2)家事分担

夫婦喧嘩の原因によくあがるのが家事分担です。家事育児に追われ、さらに仕事に頑張る妻に対し、何もしない夫へのイライラは募るばかり。役割分担の不公平さが溜まり夫婦喧嘩に発展してしまいます。

妻が夫にしてほしいと思っている家事は、ゴミ出し・洗濯物を干す・風呂掃除・食器洗い・トイレ掃除など。もし、何もしていない、何をしていいのかわからないのであれば、できた料理をテーブルに並べる、子どものお風呂、布団干しなど比較的簡単な家事から始めてみましょう。

そして何よりも大切なのが、日頃から頑張ってくれる妻に対しての労りや感謝の言葉です。

また、妻の家事が気に入らないなどは夫婦喧嘩を炎上させるだけ。家事のやり方に正解や不正解はありません。「自分の家はこうだったから、キミのやり方はおかしい」なんて絶対言わないように。育った環境が違う者同士、違っていて当たり前だと考えましょう。

どうしても納得できない場合は、なぜその方法を使っているのか尋ね肯定してください。そして、「こんな方法もあるんじゃない?」などの形で伝えましょう。絶対否定しないこと、そうすることで相手は不快感を感じることが少なく有効です。

(4)お金問題

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、夫婦でいてもお金は大きな影響を与えるもの。相手の理解を得られないお金の使い方は夫婦喧嘩の原因になります。

いつの間にか物が増えている、クレジットの明細を見てびっくり! 相談もなく大きな買い物をしていた、貯金がいつの間にか減っているなど。計画性のないお金の使い方、金使いの荒さなどは100年の恋を一気に覚ましてしまいますよ。

夫婦喧嘩を防ぐコツは、「稼ぐ」、「管理する」、「使う」、「貯める」この4つの分野を夫婦でしっかり話し合うことが大切です。もし、借金があり生活が苦しいなどの場合は、夫婦生活が破綻する前に債務整理の相談窓口がある公共機関、弁護士などに早めの相談をしましょう。

(5)コミュニケーション不足

「夫婦なんだから言わなくても分かるだろう」なんて思っていませんか? コミュニケーション不足は夫婦喧嘩の原因になります。

夫婦だけにとどまらず人間関係を円滑に保つためにもコミュニケーションは重要ですよね。何も言わなくても分かり合えるのは素敵な関係かもしれませんが、現実は、夫婦であっても言葉で伝えなければ相手の気持ちは分からないものです。

夫婦喧嘩を防ぐコツは、普段から会話を絶やさず、適度なスキンシップをとることです。休日の過ごし方、会社であったこと、子どものこと、ペットのことなど些細なことでいいので会話を絶やさないようにしましょう。

(6)価値観の違い

価値観の違いは大きな夫婦喧嘩に発展する可能性を秘めています。その原因も多岐にわたり、生活態度、両親・親族との付き合い方、子どもの教育内容、家を購入する際、リタイア後の生活など。一度、気になりだすとドアの開閉にまで「静かに閉めない」などの不満が噴出!

価値観については合っているから結婚したのに…・と思っている人がほとんどです。ですが、離婚理由で「価値観の違い」ってよく聞きますよね。すべての人が当てはまる訳ではありませんが、恋愛中、新婚当初はどちらからが合わせており気にならなかった価値観も時間が経つにつれ不満が募ることが多いようです。

育った環境、受けた教育も違う二人。価値観は違って当たり前であり、夫婦喧嘩を防ぐコツは、夫、妻の意見はどちらも大切な考え方でどちらの価値観が正しい、間違っているというものではないということを忘れないことが重要です。

仲直りの方法

手を握る男女画像: fizkes / shutterstock

(1)深呼吸して冷静になろう

感情的になり冷静な判断ができない場合、喧嘩の内容にはまったく関係のないことで言葉が過ぎ相手を傷つけることがあります。そうなる前に深呼吸を3回はして冷静になるよう努めましょう。

それでも怒りが収まらない場合、「ちょっと冷静になる」、「少し考えさせて」と言い、部屋をでて10分ほど外の空気を吸うことをおすすめします。

(2)心でなく頭で考える

冷静になったら頭で考え相手に不満を伝えるようにしましょう。このとき、重要なのが「言い方」です。言葉のチョイスを間違えると夫婦喧嘩再発! となるので注意しましょう。

このとき、理詰めで攻めるのではなく逃げ道も作ってあげてください。そして、解決策まであなたが提案するのがベストです。

(2)お互い謝る

夫婦喧嘩をするとお互いが言い過ぎてしまう場合が多々あります。原因は妻にあり、絶対自分は悪くないと思っていても、夫婦喧嘩で感情的になり言い過ぎてしまうとあなたも相手を傷つけてしまいます。

例えば、喧嘩の原因に対して謝らなくても「キツイ言い方をしてごめんね」、「大人気なかったよ。ごめんね」と伝えることで、妻も「私も悪かった」と素直に謝ることができます。

夫婦喧嘩の禁句とは?

夫婦でいれば避けて通れない夫婦喧嘩ですが、いくら喧嘩をしてもこれだけは言ってはいけない言葉があるのをご存知ですか? では、離婚も視野に入れられそうな禁句をご紹介するのでみていきましょう。

・後悔の言葉

「結婚しなければよかった」、「信じなければよかった」などの言葉は相手を否定し傷つけてしまう言葉です。夫婦喧嘩でいくら感情的になったとしても決して言うべき言葉ではありません。

人格否定

「○○だからダメな(人間な)んだ」、「心が狭い」、「気持ち悪い」、「頭が悪い」など人格を否定する言葉は禁句です。

このような言葉は、頻繁に使うとその人の人格を逆に疑われかねません。そのような人と結婚生活を続けたいなど誰も思いませんよね。あまりに酷いと離婚に至ってしまう場合があります。

・お金に関する言葉

「誰の稼ぎで生活できると思ってるんだ」や「パートで大した稼ぎもないくせに」など。

確かに稼ぎは大切なことですが、居心地のいい家庭、帰るとホッとする我が家を作っているのは誰ですか? 夫婦で支え合いながら生きているということを忘れないようにしましょう。

・離婚しよう

離婚する気もないのに感情的になり言ってしまう「離婚しよう」。優位に立ちたい、相手に縋ってほしいばかりに安易に使ってしまう人がいるのですが「はい」と言われたらどうしますか?

女性は一度冷めてしまうと終わりの可能性が高いんです。女性は尊敬できなくなった相手に対し愛情を維持することは非常に厳しく離婚など安易にいう男性を愛していくことは不可能です。

もしこのワードを言うのであれば、離婚が現実になってもいいと思ったときにしてください。

決めておきたい夫婦喧嘩のルール

夫婦喧嘩で取り返しのつかない状態を防ぐためにも決めておきたいのが夫婦喧嘩のルールです。よく夫婦喧嘩をするけど夫婦仲のいい不思議な夫婦っていますよね。

それは、夫婦喧嘩のルール作りをしている可能性大です! どのようなルールを作っているのかご紹介するのでルール作りの参考にしてください。

(1)その日の喧嘩はその日に仲直り

喧嘩を長引かせないためにもその日の喧嘩はその日に仲直りしまょう。喧嘩を長引かせると、言い争いの日々にストレスも溜まり、時間も体力も無駄に使ってしまいます。

喧嘩を招いた原因についてその日のうちに話し合い翌日には持ち越さないにしましょう。

(2)夜喧嘩をしない

1日の終わりを迎える夜の喧嘩は大喧嘩に発展しやすいのをご存知ですか? お互い疲弊している中、喧嘩をすると感情的になりやすいんです。

喧嘩する場合はなるべく明るい時間帯に! 疲れが取れニュートラルな状態で話し合いをしましょう。

(3)相手の話を最後まで聞く

相手の話の腰をおらず、最後まで言い分を聞くことが大切です。途中で「それは違うだろ!」、「ちょっと待って!それって…」など言葉を挟むと相手はイライラが募るばかりです。

まずは、最後まで話を聞いて相手の意見を受け止めることが大切です。話を聞いている間にあなたも頭の中を整理することができますよ。

(4)過去のことをぐちぐち言わない

「あの時はこうだった!」、「あの時こう言った」など、終わってしまった過去を今更持ち出したところでどうしようもありません。建設的な喧嘩をするなら未来に向け話をしましょう。

(5)喧嘩をしても寝室は同じ

喧嘩をしてしまうと一緒にいるのも嫌だと、妻は寝室、夫はリビングなどに寝てしまう場合があります。喧嘩をしても同じベッド、寝室で寝て「おやすみ」、「おはよう」の挨拶はするようルールを作りましょう。

挨拶から始まり、普段通り接しているうちにいつの間にか仲直りしているということもあるようです。

【まとめ】仲直りをして絆を深めよう

男性が女性をおんぶ画像:Syda Productions / shutterstock

いかがでしたか? 夫婦喧嘩をしても仲直りさえすればいつまでも夫婦円満でいられますよ。夫婦喧嘩をしたら感情的になって心にもない言葉を口走ってしまわないよう

・深呼吸して冷静になる
・心でなく頭で考える
・お互いに謝る

この3つを心がけましょう。上手く仲直りすることで夫婦の絆が益々深まっていくでしょう!

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