「結婚を前提にお付き合いしてください」という言葉を贈られたとき女性はどんな気持ちになるのでしょう? また、結婚前提の交際とはどういうものなのか。
今回は、結婚を前提のお付き合いを申し込まれた女性がどんな心理になるのか。結婚前提のお付き合いの中、本当に結婚相手として相応しいのかの見極めポイントをお届けします。
目次
結婚を前提に付き合うとは
男性は「結婚を前提にお付き合いしてください」という言葉を軽々しく口にすることができませんよね。この言葉を結婚を望む相手に贈るときは、時間をかけ覚悟を決めて申し込むことでしょう。
結婚を前提に付き合うということは結婚を承諾したお付き合いです。そう! その後の人生を左右する大きな出来事なんです。ただ、男性は覚悟を持って申し込むのですが、女性は突然申し込まれた結婚前提という付き合いに戸惑うもの。
普通の恋愛とは違い、お互いの家族への紹介、結婚の時期は?結婚後の具体的かつ現実的な将来設計など、お付き合いの中で考えるべきこと、行動することがたくさんあるのが、結婚を前提にしたお付き合いです。
結婚前提のお付き合いは1〜2年程度
まず、結婚前提のお付き合いの期間を決めるのは大切なことです。期限を設けずズルズルとお付き合いするのはやめましょう。
結婚前提のお付き合いは1〜2年を目安に結婚に向けて行動しましょう。やりたいこと・やらなくてはいけないことを2人で話し合ってください。
プロポーズは1年ほどで!
結婚を前提のお付き合いでもプロポーズは必須です。結婚前提のお付き合いをスタートしてから1年ほどでプロポーズをするカップルが多いようです。タイミングとしては2人の記念日、季節のイベント、彼女の誕生日などです。
プロポーズまでに終わらせておきたいのが、親への挨拶、結婚後のお金の管理、家事分担、子ども、お互いの親のことなど、結婚してから揉めないようある程度の道筋をつけてからプロポーズする人が多いようです。
「結婚を前提…」と言われたときの女性の気持ち
(1)うれしい
結婚願望の強い女性であればうれしい! と思う人がほとんどです。また、ある程度社会経験を積んでいる女性はなら結婚前提じゃなきゃ付き合わないという人も。
ほとんどの女性が『結婚前提』という言葉に喜びを感じることでしょう。真面目に付き合ってくれているんだな、真剣に考えてくれているんだと好印象を残します。
(3)不安
結婚前提のお付き合いはうれしい……でも不安。という女性も少なくありません。この人でいいのかな。どんな風にお付き合いしていけばいいのかな。と普通の恋愛とは違うお付き合いに不安を覚える女性もいます。
まずは、不安を解消してあげましょう。確かに普通の恋愛とは違いますが2人で話し合うことが多く絆も深めやすいこと。2人で幸せになるためのお付き合いだということ。不安がっている彼女をリードしてあげてくださいね。
(3)重い
うれしいという女性が多い反面、まずは普通のお付き合いから! いきなり結婚前提は重い……。と考える女性もいます。
男性は覚悟を決めて申し込むと思いますが、突然、結婚前提と言われた女性は戸惑うことも。覚悟を決めた告白が逆に2人の距離を広げることにもなるので、普段の会話などから彼女が結婚に対しどう考えているのか探りを入れてみるのもおすすめです。
結婚前提のお付き合いで見極めるポイント
結婚前提のお付き合いはこの人が結婚相手として相応しいのかと見極める期間でもあります。交際期間の中、相手を見極めるポイントを6つお届けします。
金銭感覚
裁判所の発表している司法統計(※1)によると、婚姻関係事件の動機の一つが 『浪費』(全体の約11%)です。
金銭感覚の違いは離婚の大きな要因になります。お互いのお金に対する考え方はシビアにジャッジすることをおすすめします。交際期間中にお互いの収入・貯蓄、借金の有無、お金の使い道、無駄遣いの頻度などを把握しましょう。
家族同士の付き合い
結婚は2人だけの問題ではなく、お互いの家にご縁をもたらすものでもあります。相手の親、親族との相性も大切。俗にいう『嫁いびり』などに彼女は敏感になっています。
うちの親に限ってなど思わずそこは冷静に判断してください。もし、そのような気配があった場合、彼女の味方になることが大切。お互いの家族と良好な関係を築けるのか見極めましょう。
結婚後のライフスタイル
結婚後も彼女は仕事を続けるのか、子どもができたら仕事をどうするのか、毎月の貯蓄は、マイホームはなど結婚後は独身と違い生活習慣がガラリと変わります。
意見が食い違うことも多々あると思うので結婚後のライフスタイルについて話し合いを何度も重ねましょう。
結婚してからだと、どんなに価値観が違ってもすぐ離婚という訳にはいかないでしょう。結婚前提の交際中にしっかり価値観をすり合わせることができるのか見極めましょう。
家事の分担
家事は妻、1人がするものではありません。専業主婦でも仕事を持ったとしても夫婦で分担しお互いに補うのがベストです。料理、洗濯、掃除、家計の管理、ゴミ出しなどすることはたくさん。役割分担をきちんと決めましょう。
ただ、相手が家事ができるのか見極めるのも大切です。そもそも料理も掃除もイヤ、家事はしたくないとなると別問題。『できない』と『したくない』では大きな違いがありますよね。
できない場合は一緒に頑張ろうなどと声かけしてくださいね。「したくない」というなら一度結婚を見直した方がいいのかも……。
お互いを思いやれる気持ち
生涯ともに過ごすと決めた相手、どんなときでも相手を思いやる気持ちを持ちたいものです。相手が一生、愛し尊敬できるパートナーなのか。相手のダメな部分も許容できるのか。結婚前提の交際中に見極めてください。
結婚前提でも別れる場合がある
結婚前提のお付き合いをしていても別れるケースは多々あります。金銭面・教育面・生活面・親族間の問題。どうしても譲れないことがあれば別れを決断するようです。
長い人生をこの人と幸せに過ごすことができるのかと『結婚』を意識してしまうと、お互いを見る目も厳しくなりがち。お付き合いだけなら気にしない問題も、結婚となると別問題になってしまうのです。
浮気などの心配がなく結婚後もありのままの自分を大切にしてくれるのか、もしものとき頼りがいがあるのか、結婚後も仕事をしたいがどこまで理解してくれるのか、お金の管理がきちんとでき、将来のビジョンが明確にあるのかなど、女性は多くのことをチェックしてます。
もちろん男性も同じように普通の恋愛より彼女を見る目が厳しくなっています。その結果、うまく結婚にいたれば問題ないのですが、この人とは結婚生活のイメージがどうしてもわかない、この人は自分の求める結婚相手ではないと判断したら、結婚前提のお付き合いであっても別れを決断するカップルが多く存在します。
女性によっては不信感を抱く場合もある
「結婚を前提にお付き合いしてください」という言葉に多くの女性は幸せを感じることでしょう。しかし、一定数不信感を抱く女性もいます。
出会ってからまもない場合だと、相手のこともよく知らないまま、付き合う前から『結婚』を言葉にするなんて『信用できない』という女性が多いようです。
「お付き合いの中で相手と向き合い少しずつ理解していく。結婚はその延長」という考えを持っている人には、結婚前提のお付き合いを申し込むことは控えた方がいいと思われます。
【まとめ】結婚前提のお付き合いこそ慎重に!
結婚は勢いとタイミングという人もいますが、結婚を前提にお付き合いする場合、どのような人間性なのか冷静に見極めることができます。
結婚相手に相応しいのか
家族とうまくやっていけるのか
金銭感覚に大きなズレはないのか
結婚後豹変しないかなど
本気で結婚したいと思ったからこそ見極めるのは大切。その中でやはり「この人しかいない!」と心に決めたら早めのプロポーズ! 末長くお幸せに〜♡
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