こちらのサイトを訪れる方の中には結婚を意識している男性も多いと思います。「結婚前提でお付き合いする相手を探そうかな」、「そろそろ彼女にプロポーズしようかな」など…。
ちょっと待ってください! プロポーズの前に重要なポイントを確認していますか? 今回は、結婚前提のお付き合いで自分の人生を相手に託せるのか、相手が結婚に向いているのか、自分にふさわしいのかなど、確認するべき重要なポイントをお届けします。
目次
結婚前提のお付き合いとは
「結婚を前提にお付き合いしてください」とはなかなか言えないセリフですよね。しかし、26歳~34歳という結婚適齢期(アニヴェルセル総研調べ)になると、恋愛=結婚を意識してしまうのではないでしょうか。
結婚前提のお付き合いとは、その名の通り結婚を前提としたお付き合いのこと。結婚までの期間はカップルによっても異なるのですが、結婚を前提とは「この人と結婚しても幸せになれるのか」と見極める期間でもあるのです。
結婚前提でも別れることは多い
結婚前提のお付き合いとは結婚相手にふさわしいのか見極めるお付き合いです。「結婚を約束したお付き合い」と間違った解釈をしている方も見かけられるのですが「結婚前提=結婚」ではないのです。
なので、交際中に判明する事柄
・浪費癖
・他の男性との関係が切れていなかった
・彼女が自分の家族と合わない
・彼女の両親が結婚に反対にしている
・埋められない価値観の違い
・経済観念の違い
・一生を添い遂げる覚悟ができなかったなどなど……。
結婚に踏み切れない理由があれば別れることもできます。
恋人と夫婦の違い
恋人はお互いが恋愛感情を持った相思相愛の関係です。別れる時も話し合いだけ。その関係性には何の保証や約束もありません。
夫婦は法律で婚姻関係を結んだ関係です。法律で認められた男女が別れる場合、財産分与や養育費・慰謝料などが発生する場合があります。
恋愛をするのであれば恋人でいいのかもしれませんが、結婚をするのであれば手続きを経て夫婦になる必要があります。簡単に別れることもできない分、絶対失敗したくないですよね。では、結婚前提の交際中に確認したいことをみていきましょう。
結婚前提の交際中に確認したいこと
(1)金銭感覚
借金はないか、貯蓄ができるのか、臨時収入が入ったらパーっと使ってしまわないか、趣味や投資に注ぎ込む金額と給料の割合、ギャンブルに依存していないか、コンビニ・スーパーに行けば必要ないものまで買ってないか、新しいものがでるとすぐ購入しないか(洋服、アクセサリー、バック)など浪費癖がないかの確認。
コンビニは絶対行かない、自動販売機では飲み物を買わない、見切り商品ばかり買う、お風呂は2〜3日に一回、飲み会への参加しない、ゴミの日にゴミを出しに行って使えそうなものを拾って帰るなど、極端な節約をしていないかなどの確認。
金銭感覚が違うとストレスになるだけでなく家庭崩壊にもなりかねません。結婚後の給与などは、基本的に夫婦の共有財産となります。「自分が稼いだお金を食い潰された」なんてことにならないよう金銭感覚の確認はしっかりしてくださいね。
(2)親族との付き合い方
結婚すると親族との付き合いを避けて通ることはできません。二人の関係は良好でも義両親が原因で離婚というケースもよく聞きますよね。結婚は本人同士だけの問題ではなく家と家を結ぶものでもあります。
結婚前提でのお付き合いが決まったら、早めに相手のご両親がどのような方々なのか知っておきましょう
できれば円満な関係を築きたいものですが、もし、相手の両親との関係に不安を感じたら、一度相手とじっくり話し合える場を設けてみるのがおすすめです。
そして、盆暮年末年始の挨拶、冠婚葬祭への出席などはか欠かさない、個人的なお祝い事にはプレゼントを贈るなど、どのような付き合い方をするのか対策を考えましょう。
ただし、この話し合いで相手が自分の味方にならず、親の味方についた場合は別れも視野に入れた方がいいかもしれません。
(3)思いやり・譲り合い
結婚して夫婦になったといっても元は赤の他人です。数ヶ月間、数年前は存在すら知らなかった二人が出会い愛し合って法律で認められた夫婦になります。長く結婚生活を送るために欠かせないのが相手への思いやりと譲り合いです。
何かあったとき相手を思いやった行動ができるのか、譲ってくれることができるのか確認しましょう。
どちらか一方が我慢ばかり、やりたい放題では二人の関係はアンバランスなものになり時間とともに破綻していくでしょう。そうならないためにも相手を思いやり、譲れるところは譲り合うことが大切です。
(4)家事分担
「家事は奥さんがするもの」なんて思ってませんよね? よく自分の方が稼いでいるからと言って家事は奥さん、手伝ったとしてもゴミ出し程度なんて旦那さんもいるようですが……。
男は外で仕事、女は家事なんて時代はとっくに終わっています。今は女性も結婚後は仕事を続けるのが当たり前の世の中です。彼女が家のことをしたい、家事が好きというのであれば任せてもいいのかもしれませんが、そうでなければ、どちらかがどれだけ家事をするかを話し合うことが重要です。
(5)個人を尊重・許容できるか
育った環境が違う者同士、価値観・考え方・生き方まで違って当たり前でしょう。
夫婦になるといっても本質的には、その人にはその人の生き方・考え方がありそこを変える必要はないと思います。相手のために変えたとしても簡単には変わらず変えたことでストレスを生む原因にもなります。
ただ、違っていてもどうすり合わせることができるのか、お互いの違いを尊重・許容できるのか確認することが大切です。
(6)短所や欠点を受け入れられるか
お互い自立した男女であれば自分の生活スタイルが確立されている可能性が高いといえます。結婚前の同棲で違和感を覚えることもあるでしょう。些細なことにイラっとすることも、「もっとこうしてほしい」と思うことも、大なり小なり生じてくるものです。
気がつかなかった相手の短所や欠点が目につくようになると、そこばかり気になることもあると思います。ですが、あなたも同じです。相手にもあなたの短所や欠点が目につくでしょう。
個人を尊重・許容できるかにも似ているのですが、現実的な生活の中でお互いの短所や欠点を受け入れられるかも重要な確認事項の一つです。
お互いの親にはいつ挨拶に行く?
お互い結婚への意思確認ができ動き出したら、一つの壁としてお互いの親への挨拶というものがあります。どのタイミングで行けばいいのか迷うところですよね。
親への挨拶のタイミングは、同棲するタイミング、付き合って数ヶ月、半年などいろいろ言われていますが、ベストなのは結婚の意思を確認できたときです。お互いがお互いを見極め結婚する決めたらなるべく早い段階で(1ヶ月前後)親へ挨拶にいきましょう。
このとき、まずは女性の親の元に男性が挨拶に行くのが一般的です。また、ご挨拶でお店を予約して食事をしながらなどもあるようですが、女性の実家へ訪れるようにしましょう。婿養子なら話は別ですが「大切な娘さんをもらう」という考え方は今も昔も変わってないようです。
ただ、女性の実家が遠方でなかなか訪れるタイミングがない場合は、男性側へ先にご挨拶しても問題ありません。大切なのはダラダラと延ばすのではなく行動することです。なるべく素早く行動し双方の親から結婚の了承を得て祝福されてくださいね。
【まとめ】結婚前提のお付き合いでしっかり見極め!
結婚前提のお付き合いで別れることが多いとはいえ、一度はこの人と結婚したいと考えお付き合いするわけですからある程度の覚悟は必要となります。
結婚前提のお付き合いから結婚までの期間はカップルで異なりますが期間を決めることが大切です。なぜならば、ダラダラとお付き合いを続けていると、それはただの恋愛になってしまうからです。
期間を決めて相手を見極め、この人を幸せにする! 決めたのならば、あなたなりの覚悟を決めた言葉でプロポーズしてみてはいかがでしょう。ただし、あなたが相手を見極めるように、相手もあなたを見極めていることを忘れずに!
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参考:アニヴェルセル総研
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