妻が夫に何をしてほしいと望んでいるのか考えたことがありますか? 理想を言えばキリがなくなってしまいますよね。でも、リアルに望むことなら叶えてあげたいと思いませんか?
妻が本心で望むものと夫が考える『妻が望むもの』が合致するのかも気になるところ。今回は、妻が夫にしてほしいとリアルに望むこと10選をお届けします。
目次
妻がリアルに求める10選
(1)話を聞いてほしい
妻が話しているとき、テレビを見ていたり、スマートフォンを触っていませんか?
真剣に話をしようとしてもスマートフォンやテレビを見ながら生返事。「疲れてるからまた今度」と言われたり、うんざりした様子で対応されると妻もイライラしてしまいます。
これってもう会話レス夫婦ですよね。また、いつもそんな態度を取られると『もう私に興味がないのかな』、『そんなに鬱陶しい?』と悲観的に捉える女性は少なくありません。
もちろん、夫にも悪気がないのはわかっています。しかし、仕事、人間関係、子育ての悩みや不安は尽きません。世の中の妻はそんな心の内を一番信頼している夫に話を聞いてほしいと望んでいるのです。
(2)感謝の気持ちを言葉にしてほしい
いつも家の中をきれいにしてくれる。仕事で疲れて帰るとおいしいご飯とお風呂が用意されている。居心地のいい家を作ってくれる妻に感謝をしているけど、態度で伝わっているだろうと口に出して『ありがとう』を言わない夫が多すぎです。
感謝の気持ちは口に出しましょう。
「ありがとう」
「助かったよ」
この一言が妻だけでなく自分自身の幸福度も上げてくれるんですよ。
感謝の言葉は心の中に溜まっていきます。『ありがとう』の一言は夫婦円満の秘訣。相手のためであると同時に自分のためでもあります。
(3)褒めてほしい
髪の毛を切っても、新しい洋服をきても無反応な夫。本当は褒めてほしいし気づいてほしいと望んでいる妻は少なくありません。
ただ、もともと日本人に褒める文化がなく苦手意識強めですよね。褒め言葉のボキャブラリーも少なく、照れ臭い、恥ずかしいという気持ちも分かるのですが、妻の小さな変化に気がついたら、一言でもいいので褒めてあげるように心がけましょう。
男女問わず褒められると素直にうれしいですよね。夫に褒められることは妻にとって喜びです。そして、妻も夫を褒めるようになり、お互いの幸福度が上がっていきます。
また『褒める』ことに慣れてくるとコミュニケーション能力も上がります。会話も増え職場での人間関係にも良い影響を与えてくれます。
(4)愛情を言葉にしてほしい
これも褒めると同じく日本人が苦手としていることですよね。特に男性は愛情表現の苦手ない人が多い傾向にあります。
海外では日常的に『I LOVE YOU』という言葉が使われていますが、日本人だと照れがあり「愛してる」となかなか言いづらいもの。
「 結婚したんだから、一緒にいるんだから言葉にしなくても分かるだろう。」と考えてしまうのではないでしょうか。
以心伝心ができる夫婦って、何十年も連れ添い、酸いも甘いも知り尽くしたベテラン夫婦なら分かるのですが、ほとんどの夫婦は以心伝心なんてありません。愛情は態度だけでは伝わらないと考えてください。
『好き』『愛してる』といった言葉じゃなくてもいいんですよ。この好き、愛してるは最もわかりやすい愛情表現ですが、他にも「幸せだね」、「一緒にいると楽しいよ・落ち着くよ」「居心地がいいな」など愛情を示す言葉はたくさんあります。
言葉にすることで気持ちのすれ違いを防ぐことができ夫婦の絆が深まっていきます。照れ臭い気持ちもあると思いますが頑張って愛情を言葉にしていきましょう。
(5)稼いでほしい
夫婦にとって経済的なことは非常に重要なことですよね。今は結婚後、働き続ける女性も少なくありません。
ですが、子どもが生まれると産休に入ったり、出産前のように働くことは難しくなります。そのことを考えると、少しでも多く、夫には稼いでほしいと思っています。
お金じゃ人の価値は計れない! とは言え、現実にお金は必要です。稼げる男になるためにスキルアップするのも有りですよね。資格を取る勉強をするのも良し、新しくビジネスを始めるのもよし、子育てと老後に十分な資金のために夫婦で世帯年収アップを目指しましょう。
(6)一人の時間がほしい
家事や育児に追われる主婦、仕事もしているとなると、負担はさらに大きくなります。そんな日々の繰り返しに、疲れが癒されることもなく、心の余裕をどんどん失っていきます。
妻は一人でゆっくり過ごす時間がほしいと望んでいます。
夫は意外とそのような妻の望みに気が付きにくく、むしろ、専業主婦の場合だと「家事が終われば家でゆっくりしているんだろう」なんて考えている人も。それじゃあ一人の時間を取るなんて夢のような話ですよね。
妻の一番の理解者、協力者は夫です。「一人の時間がほしい」など、なかなか口に出して言えないもの。夫の方から「今日くらい家のことはいいから、たまには一人でゆっくりしたら」との声を待っています。
(7)家事全般
この家事全般は、すべての家事をしてほしいと考えているわけではありません。
「ゴミ捨てるだけじゃなくて、ゴミを集める所からして」、「洗濯物畳んで置いてたら自分のくらいしまって欲しい」、「食事の後片付けをしてほしい」、「たまには料理をしてほしい」などちょっとした気遣いが妻の心を満たしてくれるんです。
ここでのポイントはさりげなくより「○○しとくよ」と宣言すること。さりげなくしてくれるのもうれしいのですが、大多数の女性は「○○するよ」と宣言してから行うとうれしさが倍になるようです。
(8)子どもの面倒をもっとみてほしい
スマートフォンをいじる暇があるなら少しでも子どもと遊んでほしいという望む妻は少なくありません。イクメンなどという言葉がすっかり定着していますが、妻からすればイクメンなんておかしな話。なぜならば、自分の子供の面倒を見るのは当たり前だからです
親であることは夫も妻も同じですよね。確かに育児は妻がメインになってしまいますが、基本的に育児は夫婦二人でするもの。夫も当事者意識を常に持ち、子供との時間をもっと増やしてほしいと望んでいます。
【まとめ】妻の本音に少しだけ耳を傾けてあげて!
妻の話を聞くことで、妻も夫の話をしっかり聞くようになります。感謝の言葉を伝えることで妻からも感謝の言葉が出てきます。妻を褒めると夫のことも褒め始めます。
夫婦って鏡のようですね。しかし、妻の本音に耳を傾けない、妻の求めるものに目を向けないままだと、夫婦間に『価値観の違い』、『すれ違い』という名のヒビが入ってしまうのではないでしょうか。
もちろん、妻だけの求めるものを叶えてあげてと言っているのではありません。夫には夫の望むものがあると思います。お互いが何を望んでいるのか話し合いましょう。会話をするということは夫婦円満の基本です。
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